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カーネーション最終回

NHK朝ドラ「カーネーション」が今日で最終回を迎えました。一人の女性の生死を描き切っていたからか、以前ハマって観ていた「ゲゲゲの女房」より見終えたという達成感がありました。

糸子を夏木マリさんが演じるようになってしばらくはその演技に馴染めませんでした。会話のテンポとか表情とか発声とか尾野真千子さんと違う所は多々あるのですが、何より頭の中に思い描いている糸子像が違うという印象。夏木さんの糸子像の方がモデルである小篠綾子さんに近いのかもしれません。

糸子はおばあちゃんになっても貪欲でエネルギッシュ。普通90過ぎた老人は鰻やヒレカツなんか食べたがらないです。

今まで糸子の周りにいたほとんどの人が亡くなり、魅力的な新キャラが出てくることもなく、ストーリー自体もさほど興味を持てるものでもなく、何となく惰性で観る日々が続きました。

しかし、病院で奈津と再会してからちょっとずつ面白くなってきました。江波さんの奈津は,気位の高い奈津がそのままおばあちゃんになったという感じでとても良かった。糸子と奈津の喧嘩友達な関係は昔のままでした。

個人的に糸子と周防さんの娘との再会をもう少し引っ張って欲しかったです。長く生きているといいことも悪いことも表に浮かび上がってくるという苦みのあるいいシーンでした。あめくさんの演技をもう少し観たかった。

今日の最終回、糸子の「おはようございます。死にました。」という台詞がナイスでした。あまり湿っぽくならない所が糸子らしいです。

最後はメタフィクションという形でしめくくられました。病院でドラマを観ていたおばあちゃんは奈津だったのでしょうか。多分、わざと視聴者が奈津だと特定できないようにしたんでしょうね。

子供時代の糸子と尾野さん演じる糸子が歌うのを見て、今までのエピソードが走馬灯のように頭に浮かび、ジーンとしました。死ぬまで現役で仕事を続け、子供を3人授かり、周りの人たちに恵まれたいい人生だったなあとしみじみ思いました。

尾野さん、夏木さん、今まで「カーネーション」に関わってこられた全ての方々に拍手。お疲れ様でした。