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「P+」公演終了

「P+」終わっちゃいましたねえ。
子供の反応も良かったみたいですね。確かに、「P+」には子供が観ても分かる、感覚的に楽しい作品が多かったと思います。漫画の奴とか、東海道五十三次とか、Line&Diverなんかは、真似してごっこ遊びができそうです。毛虫も子供受けが良さそう。

賢太郎さん、スタッフの皆さん、毛虫くん、お疲れ様でしたm(_ _)m

messageを読んだ感じでは、次の公演までにだいぶ間が空きそうですね。

ポール・オースターの小説「幽霊たち」にこんな台詞が出てきます。

「書くというのは孤独な作業だ。それは生活をおおいつくしてしまう。ある意味で、作家には自分の人生がないとも言える。そこにいるときでも、本当はそこにいないんだ。」

近頃のインタビューで賢太郎さんは自分も楽しみたい、笑いたいと思うようになったと話していたので、しっかり息継ぎして立ち止まり、季節を感じ、作品の奴隷でない時間を満喫してから戻ってきてくれるといいなあ。泳がないと死んじゃう鮫はマンボウにはなれないでしょうけど、とりあえず今はゆっくり身体を休めて欲しいです。賢太郎さんにとって大切な作品がじっくりと素晴らしい作品に育っていくことを願います。

アンケートに書かれた質問への答えも読みましたよ。丁寧に答えてらっしゃるなあと思いました。どうやって作品を作っていくかっていうのも、賢太郎さんの頭の中をちょっと覗かせてもらっているようで興味深かったし、ああこの人は根っからの何かを作ることと人を楽しませることが好きなんだなあ、と思いました。そのために工夫し、努力し、自分を律している。また、作品を作る上で人とどう関わっていくかということもよく考えている。

賢太郎さんは公演中は食べたものを自己管理し、重い物は持たないようにされてるんですね。役者にとって身体は資本。体調を崩すことはチャンスや信用を失うことにも繋がりかねない、とこないだの天海祐希さんの降板を知った時も思いました。私が今週の月曜日に行った「夜のヨーロッパ企画」というイベントで、ヨーロッパ企画のメンバーが話していたことなんですけど、去年上演されたヨーロッパ企画の「月とスイートスポット」という作品のヤクザ役を演じた俳優さんたちは、作品中でしょっちゅう怒鳴ってたんですね、なので本番以外では喉を気遣ってマスクをし、高級な蜂蜜を舐め、なるべく声を出さないようにしていたそうです。ヤクザチームは飲み会にも参加しなかっため、舞台以外はあんまり楽しいツアーではなかったとか(^_^;)

賢太郎さん、たくさんの質問に答えてましたけど、私が一番好きなQ&Aがこれかな。

Q;舞台に立つ前にいつもしていることはありますか?
A;開演直前、舞台袖、お客さんから見えないギリギリのところまで行って、客席の雰囲気に意識を集中します。みんながどんな気分か、超能力みたいに分かるんです。登場した瞬間に、客席と僕の呼吸が無音の中でバチーンと合う。こんな最高の瞬間のためにおこなう儀式みたいなものです。

演者が舞台に登場して最初の第一声、仕草って、その作品の善し悪しに関わる大事なことなんじゃないでしょうか。それでその日の公演の空気が決まってしまうところもあると思います。「P+」のオープニングでお客さん全体の視線が一点に集中し、息を飲む瞬間が確かにありました。これを作り出すために、お客さんの雰囲気を事前に感じ取っていたわけですね。そして、それはその時、その会場だけのものなんですよね。

messageに僕に気がついてくれてありがとうと書かれていましたが、こちらこそ賢太郎さんに気づけてよかったなあ、今まで作品を作り続けてくれてありがとうと思いましたよ(*´∀`*)何が出てきてもどんとこいです。真剣に作られたものを真剣に堪能するだけです。次の公演まで気長に待っていることにしましょう。