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デザインノートEXTRA

あけましておめでとうございます。
だいぶ前にデザインノートEXTRAの水野学さんの特集を買ってきて読んだので、その感想を書こうと思います。
こういうデザイン系の雑誌を買うのは初めてでした。
会社帰りにジュンク堂に立ち寄って買ってきたんですけど、持って帰るの重かった…(o´Д`)=з
賢太郎さんと水野さんの対談目当てで買ったんですけど、水野さんがデザインしたりコラボしたりした商品やポスター、ロゴなどを見ているだけでも楽しいし、他の記事も読み応え十分です。水野さんのデザインは美しいし、見ていてわくわくしますね。

単なるプレゼンやアドバイスに終わらず、クライアントと同じ方向を見て、相談しながら最高のものを作る。
社会の役に立つことを意識して、理想を持って仕事をする。
この本に書いてあることは、芸術関係の仕事に就いていない人にも仕事をしていく上での参考になると思います。水野さんはたくさんの人とコミュニケーションを取り、彼らの力を借りることで不可能なことも可能にしています。そして、水野さん自身もたくさんの人に力を貸しています。相手が幸せになるために努力や工夫を惜しまない。この人は人が好きなんだなあと思いました。

この本にはラーメンズKKP、ポツネンの歴代のフライヤーなどがズラッと並んでいて、そのメイキングもいくつか載っています。賢太郎さんの「フライヤーは作品の形見」という発言に納得。確かに賢太郎さんのフライヤーは作品を具現化したような感じがしますもんね。

「うるう」のフライヤーの写真はロケで撮ったんですね。私はスタジオで撮ったのかと思ってました。人工的な感じがしていたのは、植林の森をロケ地にしたからだったのか、なるほど(・∀・)

小林賢太郎テレビ4・5DVDBOX」のメイキングも載っていて、遠近法の錯覚を上手く利用したトリックの種明かしがされています。賢太郎さんが小さなセットに手を掛け、中を覗き込んでいる写真は、まるでアリスの世界です。

「今の時代はいいものを作れば売れるわけではない」「付加価値を付けること、ブランディングが必要」と水野さんはこの本でさんざん言っています。消費が飽和している現在では、お客さんに消費を快楽と思わせるような新たな価値を見つけていくことが重要。賢太郎さんは水野さんの職業を「通訳」と呼んだそうですけど、その通りだと思います。水野さんのデザインは、人々の生活や文化にも影響を与え、新しい市場を生み出しています。

水野さんが「くまもとサプライズ」のロゴのおまけで提案したくまモンは、今や世界のアイドルです。トレードマークのの赤いほっぺは賢太郎さんの言葉をヒントにしたんだとか。

賢太郎さんは戦略を立てて作品のブランドイメージを作り上げていくこと、セルフブランディングをある程度自分でできてしまいます。水野さんにとって心強い仕事相手です。自分の今の位置を確かめ合える関係、きちんと話ができる関係。「もう、ずっと大喜利を解いている感じ」(賢太郎さん談)長年試行錯誤を繰り返しながらも一緒に走ってきた二人の信頼関係は厚いですね。戦友と言っても過言ではないかもしれない。今まで作ってきたフライヤーについて語っている二人は実に楽しそうでした。

賢太郎さんのラーメンズというグループを非常に気に入っているという発言!これは嬉しかったです。賢太郎さんと仁さんは全然違うタイプの人間だからいいんですよね〜( *´艸`*)

賢太郎さんは「僕たちは自分の普通さを死守していると思うんだよね」と言ってましたけど、これはとても大事なことだと思います。普通にピントを合わせていないと、自分が見せたいと思うものと実際に相手が受け取るものとの間にギャップが生じてしまいます。それは、地図やコンパスを持たないで航海に出るようなものです。

最近になって、「ゆず湯をやってみようか」、「楽しんで仕事をしてみようか」などと考えるようになってきたようですが、いい作品を作るために自分のことが二の次なのは相変わらず。賢太郎さんは何か作ってないと生きている気がしないタイプなんでしょうね。やっぱり鮫だわ…(「P+」公演終了 - 地図にない場所参照)。それはきっと作ることが自分であることと深く結びついているからなんでしょう。仕事をハッピーなものにできる水野さんに自分を近づけることはできても、完全には変わらないのかなあ。

賢太郎さんはmessageに

ここから10年くらいは息継ぎなしでいけそうです。
2014年は、やることパンパンです。

と書いてました。
これから先観るものに不自由しないのは嬉しいし、楽しみなんですけどね…。
身体にだけは気をつけて欲しいです(>人<)


ところで、賢太郎さんが「次、大変だよ。びっくりすると思う。「まじで!」っていうと思う」と言っていた次の作品って何のことでしょうか・・・。

デザインノート EXTRA good design company  水野学 (SEIBUNDO Mook)

デザインノート EXTRA good design company 水野学 (SEIBUNDO Mook)